忘れもしない、7月1日に上半身裸で自宅で仕事をしていたら、妻に「お腹、、、ちょっと、、まずくない、、、?」と言われた。

妻がそんなことを言うなんてよっぽどのことである。これを「うっせーわ」とスルーしたらまずいことは直感で感じた。「あー、たしかにやばいよね。。。」

ニュージーランドを旅したときのある一枚の写真を見せてもらったんだけど、これ自分?と目を疑いたくなるほど実にダラシない体型をしていた(笑。思っている以上に自分の体の輪郭を知らなかった、というよりもなんとなく想像がついていて、鏡で見たくなかったという方が正しい。

まあ、たまにこうやって痛いことを言われて自分を見つめるのは悪くない。ショックを受けたならそこから良くしていければなんの問題もないのだ。

結論から書こう。糖質制限というやり方に習ってアレコレ取り入れながら少々ストイックに60日間を過ごしたら、あっさり、7kgの減量に成功した。着たらちょっとムチムチして着れなかった服がスルっと着れたりするだけで嬉しくなる。(こんな気持ちになったのは人生ではじめてだ。)体型にコンプレックスを持った人が理想の体型を手に入れたとき、人生に自信が持てるという気持ちもわかる気がした。ダイエットという言葉は好きではないので「体質改善」と捉えることにしている。

結果が出るとより楽しくなるし、さらに前向きに取り組むようになる。不健康な減量方法なのか?リバウンドが来るんじゃないか?ということについても考えないわけではないけれど、4ヶ月目に突入した今、全く変わらず維持できているので今は特に気にしていない。今思えばデータをきちんととっておけばよかったというのがちょっと悔やまれる。

体調はすこぶる良い。睡眠の質は上がり、集中力も持つ。例えるならノンストップで打ち合わせ5時間くらい多分いける。直感力や判断力もキレが増したように思う。ミーティングでは「企画を考えます」とか言って持ち帰らずできるだけその場で答えを出せるようにしているけど必然かもしれない。

久しぶりに会う友人はみな一瞬目を丸くする。どうやらシルエットが全然違うらしい。

今年8月の写真。ロケ中にお願いして撮ってもらった(笑。

 

Photo: Shotoku Koh