昨夜リリースしたpacksackに早速オーダーを入れてくれる方がたくさんいらっしゃり妻より僕が舞い上がってしまった。すごく嬉しいこと。Vege&Fork Marketも蔵庭も自分の仕事も「なにがあっても7年がんばる」とは決めていたけどpacksackも7年は最低でもがんばりたい。7年続けるとかなり自分のものになる、ということは7年やらないと自分のものにはならないとも言える。

 

さてトークイベントのお知らせです。島根県とフリーランスの共同プロジェクトでもある島根PRの「Craftsman’s Base Shimane」のキャプテン的存在の西嶋さんと島根定住財団の原さんが企画してくれた「いろいろあるけど何選ぶ?」というZoomイベントが開催されます。

 

 

イベント詳細
https://www.facebook.com/events/865893384249430/

 

フリーランス的な働き方はこれからどんどん常識的になっていくのはもはや時代が教えてくれている。新卒のサラリーマンで会社のためにがんばって働くぞという気合い入った若手や、責任ある部署で責任ある仕事をこなしている人、その会社にものすごいやりがいを感じているというような人は「いろいろあるけど何選ぶ?」だなんて全く考えていないはずなのでそれはそれ。でも社会人になって数年経って(あるいは10年以上経って)「生きる場所(環境)どうしよう」「何して働こう」「なにをモチベーションにしたらいいんだろう」ということを自分に問いかけたときにちょっとでもひっかかることがあるなら、ぜひご来場してもらいたい。

島根にはいい場所があるよ!とかここならあなたの好きなことが実現できるよ!とか、そういう耳障りのいい話は僕は一切しない。そんなわけないでしょう。地方移住が天国ならとっくに地方創生は大成功している。期待は禁物。

ただもし今の仕事や暮らしの環境になんらかのクエスチョンがあって自分を変えたいと思う気持ちがあるならいっそ移住(必ずしも島根である必要はない)するのは自分を変える絶好に機会になる可能性はある。あくまできっかけに過ぎない。

環境を変えるとかいって似たような職場への転職や住む部屋を数駅程度移動したぐらいでは変わった感じはしないわけで、物理的距離があるほうが環境が変わったと思える=自分も変わったように思えることはある。マインドが変わると行動が変わってくるから。極論、海外移住したらもっともっと自分を変えられると思う。(ここは僕もまだ諦めていない)

ひとつ結論的なことをいうとどんな職業の人であれ、「自分でなにかをはじめる」ということはやってもいいと思う。特技になるだけで個性が出てくる。島根で周囲を見てて注目されている人の共通点をひとつあげるとするならば「特技がある人」だ。あれをやっているあの人、というような。それがどんなものであれ、サービスとして成り立つ限り人はそこに対価を払う。できれば早めに、今日からはじめるくらいがいい。うまくいくかは考えない、儲かるかどうか、とかも邪念だ。(お金を優先して考えるとつまらなくなるし、お金の匂いのする人になるのは僕はいいとは思わない。)

45歳の僕が思うのは「時間は有限であること」だ。30代中盤くらいから7年しっかりやってもかたちになるのは40歳を過ぎた頃だ。起業や自分ではじめたサービスが1-2年でいきなりどうこうなることでない。バズったりして瞬発的にどうにかなっても過信するのはナンセンスだ。人生はあっという間かどうかは人によると思うけど、なにかをやりはじめるのに躊躇する時間がもったいないというのは心底そう思う。

ふむふむとか思いつつでもいいし、気になったことを発言してもらってもいいし、ちょっとでも興味を持ったならぜひ3/4、参加してみてください。