残暑厳しい日々。それでも朝はちょっとだけ秋っぽい空気を感じるようになった。撮影ロケがある日はぐったりし、しかし、たっぷりの睡眠をとって翌朝はピーンと元気になって、むちゃくちゃ働くという日々を過ごしている。

島根にもコロナ感染者が出てからというものマスク姿が西部でも日常的だ。元気で健康であることがこれほどまでに人生をプラスに導いてくれるものなのか、ということをより一層痛感するようになった。40代半ばを迎えるとこれまで当たり前だった日常の健康を真剣に考えたり、そのことに感謝したくなるものなのかも知れない。

今年は花火大会のような風物詩がないので仕事ばかりしていると季節感を失うので、時間を見つけては息子と海に行き、たくさん遊んだ。まだ潜れないのだけど、小学校のプールが中止になっているので「潜る練習」が一年後になってしまう。それを気にしてか、親たちはスイミングスクールに通わせ始めているなんて話を聞いた。感染よりもこういうところにコロナの影響を感じてしまう。

外にいる時間も多いので今の僕は黒い。久しぶりに会う友人には「黒いねえ!」と言われる。僕は地黒だから夏はすぐに黒くなる。朝ランはしばらく休んでいるけど、ロングボードはもちろん、Sukimonoのジュンさんに作ってもらったスケボーで息子と遊び始めた。スケボーなんて14歳以来だ!

 

ここ最近は新規案件が増えていることもあって –それをこじつけに– 仕事機材を少しバージョンアップさせた。映像機器は決して安いものではない。迷いながらも勢いで買ってしまうこともある。一番の動機づけは仕事の依頼によるもので、もっとも買う気にさせてくれる。こうやってフォトグラファーやビデオグラファーと呼ばれる人たちはバージョンアップし、「レンズ沼(機材沼)」にはまっていくのだろう。きっとみんなそうに違いないし、多くのカメラマンの奥さんたちは旦那がいくら機材投資しているかはきっと知らないだろう!

そんなこんなで海外のYouTuberから情報をもらってすっかりカメラ機器に夢中になっている。Amazonをガンガン使っているので毎日のように会うヤマトの配達員さんに少しだけ申し訳なく思ってしまったり。僕にとって田舎暮らしが成立するのはYouTube(チュートリアル)とAmazon(都心部にしか売っていないもの)のおかげであることは否めない事実なのだ。そして機材が新調されると仕事がまた一層楽しくなる。こういうことは定期的に繰り返されていくんだろう。カメラについて相談を受けることもちらほらあるけど、自分が使っていいと思ったものは少々高くてもおすすめしている。

何年かぶりにNETFLIXの海外ドラマにはまってしまった。タイトルは「オザークへようこそ」。SEASON 3までほぼ一気観。カメラワークや映像ルックが好みなのも興味をそそられた。ミステリー、クライムサスペンス好きな方はぜひチェックしてみて。

 

蔵庭は先月に5周年を迎え、6年目の営業に突入した。蔵庭のブログにも書いたけど、僕がカフェのスタッフをする時間は今やゼロになった。妻とスタッフの女性たちによってカフェは運営されているし、インスタもスタッフのゆうがちゃんがやっている。その結果この夏はコロナの影響を感じさせないくらいたくさんのお客さんたちが来てくれた。先週末は久しぶりのSunday Market CiBOにも出展したし、このマーケットだけは今後も出て行きたいと思っている。

 

あるプロジェクトではほとんどが僕よりも10歳以上若かったりして、そうすると僕にたいしてリスペクトというか敬意を払って接してくれる人が多く、つまりこれはある意味年齢を感じざるを得ないんだけど、どこかむず痒くもある。僕は年齢や立場ではなく、仕事で評価を得られないと全く気持ちが満たされないのでそこは真摯に、ひたむきにやっていきたい。何かのスキルがあって招集されているわけだし、仕事である以上人間関係はフラットでありたい。

ようやく乾いた、過ごしやすい季節がやってくる。仕事のモチベーションも高まっている今日この頃、元気よくいきましょう!(早くサンマが食べたい!)