ここのところの連日の雨とダムの放流で江の川の水位が急激に上がり、江津の町が全国ニュースに出たらしく、結構多くの友人知人が心配してメッセージを送ってくれた。「ウチは高台だから大丈夫。ただ他の地区で浸水もあったりで心配。」という内容で返している。

蔵庭は高台だし、今自宅は海沿いにあるので直接的な被害は全くない。(心配してくれたみなさん、ありがとう。嬉しかった。)

ちょうど2年前にも同じような水害があった。はじめての経験だった。東京に住んでいる頃はこういう光景はテレビのニュースでしか見たことがなく「田舎って大変だな。。」と思う程度だった。床上浸水なんて経験したことがない。今は身近で見ることとなる。知人や友人も含まれるが被害にあわれた方々は本当に本当に小難であって欲しい。

住んでいる場所がやはり川から近かったり、土地が低いところにあるだけで江の川の災害を受けてしまうのは致し方ないとは言えコロナショックに畳み掛けるような精神的ダメージだ。僕ならさっさと住む場所を変えるけど、根っからの土地に人はそうもいかない理由があるのだろう。

知り合いとすれ違う度に「お互いがんばって乗り越えようよ」という無言の会話があるように感じる。ある意味川の氾濫がある町に住んでいることに慣れていることもあるし、災害と隣り合わせで暮らしていることを受け入れている。それでも僕はこの町がイヤにならないのはきっと楽しく過ごせる友人たちと好きに生きていくことが許されるほどの仕事があるからだろう。

 

最近大きなウェブの仕事の納期が重なったこともあり、なかなかハードな日々が続いていた。思い入れのある2つの案件がひとまずローンチできたのでほっと一息つきたいのだけど中々そうもいかず仕事は結構なペースで舞い込んでくる。前にも書いたとおりコロナが落ち着いたタイミングで一気に地域が動き出したので新規や更新など大小様々に毎日のように締め切りがある。

ロケがあるときは車内で好きなクリエイターYouTuberをかけながらドライブしているのだけど、ライフスタイルやカメラテックに癒されるし、今日もがんばろうと思わせてくれる。人にこんな風に思わせるなんてすごいことだ。そういう人たちが作る映像や写真、カメラを愛している仕草を見るだけで惚れ惚れする。

あるクリエイターは「アスリートのように仕事をする」と言っていてアスリートにとってのゲームをロケや自分のクリエイティブに喩えている。カラダのコンディショニンニングや時間の使い方、生活習慣や食べるものなどなどアスリートのようにセルフコントロールするのだと。アスリートは自分に厳しく、自分がやっていることに泣き言を言うことは絶対にない。こういうマインドを自分に取り入れるということはプロフェッショナルであることを突き詰めていくということ。

こういうネタを日々もらうことは、僕にとってぴったり合うサプリメントを見つけたような気分になる。コロナや仕事、自然災害でへこたれてしまいそうになる人はたくさんいる。そんなときにはこれがあったらリカバリーできると思える引き出しをいっぱい持っておこう。

僕はショートだけど朝ランを続けているし、筋トレをやっている。おかげで元気で毎日気持ちがいい。幸せは自分から呼び込もう。

そしてやる気がアップしているときにレンズを探すとまずい。「今度あの案件で使うから」という理由でついポチってしまった。