ふと久しぶりにメルカリを開いてあれこれ見ていたら急に「あ、あれ売っちゃおう!」という感情が沸き起こった。早速カメラボディとドローンを一点づつ出したらともに1時間以内に売れた。

商品力があるもの(一般的にはニッチでもその業界の中では注目される品が必ずあるものだ。)はすぐにチェックが入る。ヤフオクがやぼったく感じるほどスマホで完結できるのは勝手がいい。

 

カメラマンの多くはレンズやボディはすべて資産だと考えている。特にレンズは発売日に限らず不動の人気があるものは値崩れがほとんど起きない。たしかにメンテナンスをきちんとやっておけば10年経ったとしても古さは感じさせない。ボディも人気モデルに限って言えば中古市場でも下手したら新品と変わらないものだってある。だからステップアップしたいと思えばレンズなりボディなり売ってしまって欲しいものを買う、というサイクルは当たり前でもある。

ある案件で夏のロケが決まった。それは海上からドローン撮影するものだけど、今まで使っていたものはちょっと古く仕様が心もとないので最新機種のドローンに買い換えたいと思ったのが今回の機材売却の動機。業者に持ってくと二束三文もいいとこで、そう考えるとメルカリ以外の選択肢は思い浮かばない。

ヤフオクもそうだったけど、売るコツはせこく考えずに相場を見た上で「え?まじでこの金額?安っ!」と思ってもらうことだと思う。カメラ機材は相場や価値がわかりやすいから売り手と買い手がマッチングしやすいジャンルだ。

十分に元はとっているので価格交渉も即決で受けるし、あまり気にならない。(数千円を値切る人たちは多い。)売り切りが一番だし、ダラダラやっていたくない。万が一のトラブルやクレームについてはメルカリもしっかり見てくれる。というわけで来週また追加で商品2点を出してみようと思う。売却できたらさらに機材投資に使うつもり。フォトグラファーも機材をアップデートする「義務」があるように思う。というのはきっと自分の買い物の口実だけど。

誰でもできて、初期投資も少ない副業って何?と言われれば手っ取り早いのはおそらく「せどり」だ。仕入れスキル(センス)が高ければ月10万-20万くらいの利益はラクにできそう。僕は時間ないからやらないけど。(ただし、転売を仕事としてやる場合は古物商とか然るべき手続きが必要。ご注意を。)

 

東京の友人が僕のサイトを見つけてTRAVELLINGを注文してくれた。(こちらも地味に嬉しい。)今オンライン決済できるように設定中で、送料込みで全国一律500円でお渡ししようと思っている。言うまでもないけど、TRAVELLING自体は無料で梱包と郵送料、手続き一式で500円を計上しているだけ。ご了承くださいませ。

TRAVELLING(New Zealand編)はほとんどできていて、あとはコロナの流れを見てリリースするだけ。オンライン販売はマストの時代にとっくに突入し、僕のような個人も自分の商品作ってさっさと参入しなきゃだ。コロナじゃなくても市場は当分右肩上がり。

Sunday Market CiBOのふさこさんが料理教室をZoomとかインスタライブでやっていて、なんだか好調で楽しそうに見える。妻も料理教室に参加しているし、子どもも一緒の回もある。必要な食材が届き、うちの息子も参加してパスタを作ってくれた。麺から手作りでトマトソースをきかせてくれたものと、生ハムとモッツァレラと葉野菜たっぷりのサラダを作ってくれた。彼の顔が達成感に満ち溢れていて嬉しい。