In Diary

夜に浜田の三宮神社で石見神楽の映像を撮った。亀山社中は県内でも県外でも人気の社中で、実は2年ほど前にも同じ場所でとあるインバウンド向け映像の企画で撮影をさせてもらったことがある。社中さんたちの素顔は僕はほとんど知らないのだけど今回は面をつけるシーンや重たい衣装を着る瞬間を撮るために舞台の幕裏に入らせてもらった。

一言でいえば体育会系の縦社会という印象だ。この土地の伝統芸能だけに社中さんたちの神楽にかける想いは真剣そのものでそれはそれでこちらも感じるものはある。社中さんたちの心にあるそういう奥深いものも、この土地に住む人には十分伝わっているのだろうと思う。なぜならやっぱり神楽は大衆のものであるからだ。関係者も家族や自治体、地域の人と完全に地域密着型で運営されている。社中にはこれを継承していくことも求められるわけで必ずしも稼ぎと正比例しきれない一面もあるように思うし、それでも100年以上も続けられているモチベーションはなんだろうと想像するに「それが伝統だから」ということなのだろうか。

コロナショックのおかげで公演が延期や中止に追い込まれているのも事実で、せっかく春が訪れるこの時期だけに悔やまれるが仕方ないことなんだろう。

この映像は広島の神楽との違いを見せるという趣旨がある企画ということだそうだ。(近日、広島神楽を撮りにいく予定。)舞も面も衣装も、そして拍子も違う石見と広島。偶然にもまた別のロケ案件で昨日北広島に行き、そこで出会った人から広島神楽の話を聞いた。ある程度事前情報があったほうが興味がわくというものだ。おかげで撮るのが楽しみになった。

 

 

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