In Diary

Design Office Sukimonoの撮影案件で松江、出雲、雲南をまわって仕事風景やインタビュー映像を撮ってきた。あいにくの空模様もあって空撮はあまりできなかったのでその分本拠地である江津で可能な限り撮ろうと思っている。そして一気に仕上げる。

それにしても職人さんらは画になる。僕の中で漁師と職人は鉄板だ。こういう人たちを撮るのが好きな対象であることは言うまでもないんだけど、どう撮ってもきれいに映る。いけてる映像はいけてる人を撮ればいけてるものになるのだ。その逆しかり。

今でこそ彼らと一緒の現場は多く、彼らからオファーを受ける機会は増えたが、僕が移住する数年前に起業されたこの建築空間デザイン会社から「オファーを受けることができる自分になる=それが移住後の成功条件」という自己設定をしていたのだけど、彼らの現場に行くたびにこれについて思い返す。きっと初心を忘れたくないからだと思うし、そうやって自分を戒めていることが心地よくもある。やることが多くなって猫の手も借りたいと思ってもアシスタントなどをつけることなく、ずっと一人でやろうと思っているのもこういう感覚を共有できる人でないと自分も続かないことがよくわかっているからだ。

最近はここに川本町のグラフィックデザイナーのかい君も合流する機会が増えていてそれぞれの分野で成果物をあげている。こういうローカルネットワークによる働きっぷりがいちいち表に出ることはないけれど、少なくともこういう働き方を目指していた自分とそういうイメージが現実のものになりつつあることは豊かな田舎暮らしであり、何よりこんな場所で働き続けることができる我々世代の誇りであると思っていい。

映像制作の仕事はそんなことを感じることができる仕事のひとつである。

 

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