In Diary

この小さな町にはクリスマス感が漂うことはなく、外にはほとんど人が歩いていない。みんな家で過ごしているんだろう。

43歳の誕生日を迎えた。

のずは腕をふるってスペシャルなランチを用意してくれた。浜田のご両親も来てくれて蔵庭で家族ゆっくり過ごした。息子はクリスマスプレゼントをもらってご機嫌だ。バースデーケーキのデコは僕の顔らしい。いいセンスしてる。

40歳は「論語」為政の「四十にして惑わず」である。そう『不惑』だ。

20代と30代の多感な20年を過ごした次に迎える40代。この10年はこれからの人生に大きな意味を持ちそうだ。新しいことにチャレンジするのはもちろん素晴らしいことだけど、何かしら人生のポートフォリオを残していきたい。すごく小さくてもいいから自分は社会に何を残しているか。

僕は父親を見ていて、いつか自分も父親になる日が来ることは感じていた。父親の存在は僕にとってそれなりに偉大で、注目し、何をやっている男なのかをずっと見続けていた。息子に対して自信があって、常に堂々としているのって格好いいなと思った。

父親にはなかったものを習得できたこともあるし、到底及ばないなと思うこともある。子供には絶対嘘をつくことはできない。だからこそ、父親が何をしているかを言葉ではなくかたちとして見せていきたいと思っているし、それ自体が無意識だけど大きな原動力になっているはずだ。

この間、風のえんがわの多田さんとゆっくりのんだ。話題はもっぱらこの土地でどう生きていくか、について。多田さんも話し出したら止まらない人だし、熱いし、本質的な会話ができる僕にとって貴重な方だ。なぜ一ヶ月家族で海外に出かけるのかについてもとても興味を持ってくれていたので包み隠さず全部話をしたりもした。家族で過ごす時間に”投資”することは我が家の島根暮らしに必要不可欠な要素だと僕は考えている。稼いだお金をそこで思いっきり使うのだ。

好きなように仕事をすることは大きな幸せを生み、自分の思うように時間をコントロールできるときに自分の人生を生きている実感が持てる。

僕にとって島根暮らしは目的ではなく、手段なのだ。

 

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