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ベジフォークの初期の頃から出展してくださっていたあるカフェのオーナーが「山形のワイナリーに行くことにした!」というメッセージをもらったのは随分前のことだったけれど、5月のベジフォークが終わった頃に一本の出来立てのワインが届いた。

「Dela Ambra Frizzante / 2017」という発泡ワイン。のずの誕生日用に寝かせておいて昨晩開けた。ぶどうは山形県南陽市産でデラウェア100%。生ハムとチーズとオリーブオイルに合わせたんだけど最高に美味しくてふたりで笑いが出た。

社名はグレープリパブリック。「2017年設立の新しいワイナリー。 山形県南陽市の風土を生かして作られたぶどうによる、“Made of 100% Grape.”のナチュラルワインを手がけています。」とウェブサイトにある。

グレープリパブリックは山形県内14番目のワイナリーだそうだ。(ちなみにここ南陽市には県内の3分の1のワイナリーが集中している。)扱うワインはすべてナチュラルで、ブドウを房ごと、皮とともに“醸して”仕込むそうだ。酸化防止材である亜流酸を使わず、補糖、補酸もなし、野生酵母のみで醗酵させてつくっている。かなり手間暇かかっているに違いない。

こんな映像を見つけた。

 

もちろんお会いしたことはないけれど、代表の藤巻さんは男らしい感じの方だ。仕事に打ち込んでる姿がかっこいい。「除草剤使えばラク」と言われるけどそこはそうしないというこだわりに生き様を感じる。

南陽市は内閣府よりワイン特区の認定を受けている。特区の正式名称は、「ぶどうの里なんようワイン特区」。農業従事者の高齢化と後継者不足の深刻化等により耕作放棄地が増えていて、特例措置によって小規模施設でのお酒の製造・販売が可能となっている。特区化することでハードルを下げ、産業を活性化することができるのだ。

新規就農者がワイン製造に参入する絶好の機会なのかも知れない。ワイン製造には最低数量が年間6,000リットル以上必要なところ、特区になることで2,000リットル以上で製造でき、しかも設備投資が小さくて済む点は大きなメリットだと思う。

これは石見麦酒の山口さんが言っていたマイクロブリュワリーの法制度と似ている。つまりマイクロワイナリーだ。

大量生産型ではないはずで、すでにSOLD OUTが見られる。友人がここに移住してワイナリーではたらくことを選択したのもナチュラルであったことに加えて、おそらくはピンとくる人だったり、空気があったのだろうと察している。

直感型の性格の人だったし、いつでもリセットボタンを押して新しい自分にドライブできる人だった。どんな感じで暮らしているのかもなんとなくだけど想像ができる。いい仕事をしてるんだろうな。(ともかさん、ごちそうさまでした。ありがとうございました!)

Facebookウェブサイトもぜひ見てみてください。

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