In Diary

浜田にある三島ファームは有機JASで農産物を作り続けている貴重な農家さんだ。蔵庭も取引をさせていただいているし、販売店で買えるときはそうしている。

先日、スーパーで三島ファームが作ったクラフトビール「穂波」を飲んだ。文句なく美味しい。

石見麦酒の山口さんが考案した「石見式醸造」のすごいところはノウハウをすべてオープンにし、マイクロブリュワリーの立ち上げを徹底的にサポートしているところだ。「ブリュワリーをやりたければ誰でもやれる。好きな農産物を使って自分たちのレーベルで好きな味で販売できる」という仕組みをつくり、講座を開講すれば北海道や沖縄からも受講者が集う。石見麦酒と山口さんについて昨年、GOGOTSU!サイトで取材をさせてもらった。

相手が儲かる仕組みを提供することで自分たちも儲かるという仕組みをこの小さな町でよくぞ作ったなと感心せずにはいられない。全くのゼロから作ったことが功績です。信じられない額の投資で小さなブリュワリーができてしまうのだ。「こんなに簡単にビールって作れてしまうの?」という感じ。今週末はクラフトビールフェスを江津の道の駅で開催するというのだからこれまたすごい。

どういう意図で三島ファームさんがブリュワリーを立ち上げたのか分からないけど、「楽しそう」「事業として」といった気持ちがあるはずだし、エキサイティングだと思ったからに間違いはないはずだ。こうやって後続者をつくることはそのまま町が元気になっていくし、周囲に与える刺激はそれなりにあると思う。

こうやって新規で事業を作り、かたちにする人がいる限り「仕事がない」だなんて言っていられないはずだ。どんな町にも、どんな環境下にもチャンスは必ずあるのだ。

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