In Diary

先週末の土日に開催したwarmie.clothes exhibition『青衣展』が終わった。結論からいって大満足のイベントだった。久しぶりにオーガナイズイベント(主役はもちろんwarmie.さんだ。)で満足感と達成感を得られた。ご来場くださった皆様に心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。そしてwarmie.さん、おつかれさまでした。ありがとうございました。

この蔵を昨年夏にリノベーションしたときから「僕が好きなこと、好きな人とだけで、自分たちが楽しいと思うことだけをやる場所にする」と決めていた。

イベントを連発することなど全く考えていないし、マネタイズしようとも思っていない。そのかわりに何をやるか以上に誰とやるかを超重要視する。ここで創ることができる楽しいことってなんだ?それを最適化するには?だけ考えている。現在は昨年秋と今年のGWの樽木栄一郎ライブとつくる大学の講義キャンパスにしか外向けには使っていない。

そんなときにwarmie.さんから直接問い合わせをいただいた。妻が着ているものがあるので商品とブランド名は知っていた。「お逢いしたい」と言ってくださり、松江からわざわざご夫婦で蔵まで来てくださった。

warmie.さんは実店舗を持たず「ご縁を感じる場所とそこにいる人」のインスピレーションを大切にし、移動型の展示会方式で活動をされている。(ちなみに次回は熊本で開催するそうだ。)パーソナリティやご家族のこと、素材の選び方や商品に込めた想いなどをすべて語ってくれた。十分過ぎるほど伝わってくるし、お聞きしながらほぼ共感する。こんな人と空間が作れたら楽しいに決まっているじゃんか、と直感がはたらく。二言目には僕は「やりましょう!」と言っていたと思う。

詳細が決まり、ご主人の努さんが撮った写真で作ってくれたフライヤーができ、告知がはじまった。米子や松江など東部の方々が展示会とともに蔵庭に興味を持ってくださる方がいらっしゃることを美絵さんから聞いて胸がおどった。

金曜日の午後から設営をした。そのとき努さんが「もう成功ですね。」と言ってニコニコ笑っていた。そう、そういうことなのだ。

設営をしているときはもちろん、それまでのメッセージのやりとりの最中に漂うコミュニケーションが常に穏やかでキラキラと進む。段取り8割、当日2割は極めて正しい。こんなに気持ちよくお互いFor Youの気持ちでやれていて当日おかしなことになるわけがない。

そして僕たちがそういうマインドでいるイベントに来場してくださる方々に伝わらないわけがないよね、とそれは事前に共有できていた。これはとても大切なことだ。ここで僕は相手のことを一気に理解するのだ。極論、来場者さんがいなくても楽しかったのではないかと半分冗談で言い合った。半分冗談で。

2日間来てくださった方もいたし、カフェとパンと展示会でゆっくり時間を過ごしてくれた方々も少なくなかった。(カフェが混雑してご迷惑をおかけしてしまったお客様もいらっしゃり、そこは大変申し訳ない気持ちです。)長居してくれるのはとても嬉しいこと。

美絵さんから僕に紹介したい人がたくさん来てくれると聞いていてそれも楽しみだった。(素敵な人が本当に多く、限られた時間の中では全然話足りないので今度は僕が雲南や出雲や松江に行きながらこの出会いの続きを楽しみたい。)

同時に僕は僕で美絵さんとお引き合わせしたいと思っていた友人女性が数名いて、前もって誘っていた。彼女たちと美絵さんが当日どんな風になったのかは言うまでもないだろう。

来場者は圧倒的に女性だ。僕は女性だらけの世界にぽつんといても全く大丈夫なタイプでたくさんの女性たちとこの空間で話したりできる時間をとても楽しんだ。妻のつくった焼き菓子と酵素ジュースは最高のコミュニケーションツールだったりする。今月DIYしたお気入りのコーヒースタンドが我ながらいい感じだ。

その瞬間に少々高いと思うモノでもお気に入りの一点モノを長く着たり使ったりすることっていいよねという話を立ち寄ってくれた竹口先生と共有した。(その後先生はwarmie.さんにオーダーをお願いしていた。)

一昔前の僕は女性ターゲットの衣類や雑貨にはほとんど興味はなかった。島根移住以降、すっかり価値観が変わり(正確に言うと変わったからこそ)こういう場所にいることが好きになっている。年齢と経験とそのときの暮らしで人は変わっていくことがあるのだ。今日の思い出とともに僕はメンズパンツを購入した。極上のはき心地だ。紬麦の純子さんも妻もお気入りを見つけた。

石見地域の方々にも見てもらいたいなと思った。もちろんこういうことはご縁だし、機会だとも思う。価値基準はレイヤー化されているところはあって誰にでも届くものではないし、すべての人が共感することでもないだろう。ここちよいゾーンみたいなものは人それぞれあると思う。なので今回、例えばwarmie.さんの世界観にビビビッとくる方がいたらそういう人には僕なりに届けたいと思った。なのでこんな風にブログを書いている。

まるで自分の商品かのように思う瞬間が会期中に度々あったのです。パートナーシップの相手によって自分自身こうも感じることがあるのかと思ったし、それが「warmie.の世界」なのだなと。人は商品だけを見ていない。

この展示会によって蔵庭の価値が少しあがったように思った。warmie.さんのクオリティパワーによって僕ら蔵庭も上に引き上げてもらえるのだ。

展示会終了後、美絵さんから「この場所に私たちの気持ちを置いていきます。」とまさかこの極上の『青布』を置いていってくださった。信じられず、嬉しいを超えた感情でちょっと言葉を失った。今朝も片付けしながらぼーっとこの布を見ていた。ずっと飾り続けたい。

次はいつになるかわからないけれど、またwarmie.展で至福な時間を過ごしたい。お互いの周波数がまた合うタイミング、そのときに。

もう一度、御礼を。ご来場くださった皆様に心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。そしてwarmie.さん、おつかれさまでした。ありがとうございました。

蔵庭|戸田耕一郎

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