5月20日(土)と21日(日)に開催した14回目のベジ&フォークマーケットが終了しました。ご来場いただいたみなさま、出展者様、関係者の方々、スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。

金曜日の設営時もイベント当日の2日間も夏のような陽射しでとても暑く、出展者さんも準備から販売まで大変でしたでしょうし、来場者のみなさんも暑くてゆっくり見るのもやはり大変だったと思いますが、多くの方で賑わっていたように思います。

この天気のイベントですので食中毒や衛生面のことなど、出展数や来場者数の増加に伴い、とにかく事故や怪我なく無事に終えることができ、ほっとしています。来場者の方はリピーターの方が多く、サイトでも推奨していますが、ピクニックスタイルでアウトドアグッズを持ち込んでくださる方が増えてきたように思いました。やはり5月のこういうイベントは野外が一番気持ちいいと感じます。

毎回言い続けていますが、出展者さんと来場者の方にこれまでずっと支えられ、続けてくることができました。コンセプトに共感してくださった出展者さんには毎回イベントフライヤーをお送りし、PRをお願いしています。実際120店舗のみなさんが”広告塔”になるわけですから物凄いチカラが生まれます。

インスタグラムでかなりのファンを獲得しているあるお店は「イベント出展自体がはじめて」ということでしたが、それを楽しみにしていたお客さんが開場前にたくさん列を作っていましたし、初期の頃から出てくれているあるお店はジューススタンドの”小屋”を建てて会場を彩ってくれました。こうやって毎回新しい挑戦をしてくれるお店の方々には本当に元気をもらいます。

自分自身、またがんばろうと思えるんです。人気のあるお店が出てくれることもやはり主催者としては素直に嬉しいことです。そうあり続けられるようにイベントの価値を作っていきたい、本当にそう思います。

限りなく安全と呼べ、アレルギーの方も安心な食のほか、雑貨、キッズ向けショップもあるのでお子さんがいらっしゃる女性も毎回たくさんご来場いただいています。イベント全体に漂う雰囲気がみなさんと同じように僕も大好きでして、心の底から楽しんで運営しています。(今回は新しいスタッフも参加してくれましたし、誰が言うまでもなく能動的に動いていけるチームでやることができました。スタッフの協力なしでは言うまでもなく開催することはできません。)

補助金の類や、一切の協賛もなく、完全な手作り型で、これ以上ないくらいのインディペンデント感のあるイベントだと客観的に思っていますが、おそらくベジフォークはこの先もこういうスタイルでやっていくのだろうと想像しています。

やり続けることで見えてくるものはあると思っていますし、それがどうなるかが楽しみでもあります。とにかく時間がかかるものですし、かける必要があるのだろうと感じます。ルドルフ・シュタイナーではありませんが、やはり何かをやりはじめてカタチになるまで7年かかるという話は大きく頷けます。もはやベジフォークは僕にとってのライフワークです。ようやく7年経ちました。

今回は次回の開催についてイベント当日やメールなどで問い合わせをたくさん頂戴していますので早速お知らせします。ご質問や気になる点などの対応や、お伝えしなければいけないことはかなり多く、情報量はどんどん増えていくばかりですが、安心・安全を考えるときちんとご理解いただきたいと思っている次第です。

出展をお考えの方はウェブサイトや出展要項をお読みいただき、どうぞご検討ください。いただいたお申し込みメールは毎回ワクワクしながら開いています。さて、次回は秋が深まる11月上旬に開催予定です。

第15回 Vege&Fork Market
2017年11月4日(土)5日(日)
10:00-16:00@麻生環境センター
出展募集枠:約120店舗
出展受付開始日:2017年7月21日(金)から
詳細についてはすべてウェブサイトにて。
※春の開催は5月三週目の土日、秋の開催は11月一週目の土日を基本にしています。

ウェブサイトには「ヴィーガンやオーガニック、マクロビオティックの啓蒙活動を第一の目的としているわけではありません。」と記載しています。もちろんイベントの趣旨は第1回目から変わることなく「動物性食品、白砂糖、乳製品、食品添加物を使わない」というコンセプトですが、「啓蒙活動イベント」にしないことは当初から僕が気をつけていることです。人は頭で考える前に五感で感じる生き物です。なによりも「美味しい」「楽しい」「ワクワクする」というフィーリングが一番大事だと僕は考えています。知識や情報はあとでゆっくりついてきます。

ベジフォークではやっていませんし、やることはおそらくありませんが、動物虐待の悲惨な写真を出して「動物愛護!」「ファーを買うのをやめよう!」というのはなかなか強烈です。(思うに、欧米を中心とした西洋人と私たち日本人は受け取り方や感じ方が少し違うような気がしてなりません。言い方や伝え方によって同じことでも大きく変わってくるものではないかと思います。)

ヴィーガンやアニマルライツなど、ベジと並列で語られるテーマは少なくありません。人々の健康や環境問題、動物愛護というテーマから目を背けたくない人の気持ちも理解できます。けれども本来楽しいはずの食のイベントで思想や主義主張をあまり強く出し過ぎると窮屈になってしまう可能性があると僕は考えていますので、他者への批判や考え方を強く出すものは一切NGにしています。

啓蒙や草の根運動イベントはそれはそれで存在すると思いますし、もちろん否定はしません。ですが、「美味しい」「楽しい」「ワクワクする」を大切に考えたいと思っています。3年前に移住した島根県で妻と蔵庭というベジなカフェを運営していますが、やはり考え方は一緒です。どんなにマクロビオティックが素晴らしいと思っていたとしてもサービス業である以上、最後は「美味しいかどうか」が最も大切であること、そして「それを決めるのはお客さん」です。

言い過ぎると人はひきますし、すすめ過ぎると人は違う方向へと行きたがります。答えをすべて言わないこと。ベジフォークにしても蔵庭にしても「美味しい」「楽しい」「ワクワクする」という”五感”をこれからも大切に考えてきたいと思っています。

昨日900km走って、島根に移動しました。「ときどき東京」のリズム感がとても心地よく、東京を今までよりもはるかに楽しめるようになりました。今はもう島根モードに切り替えています。もうすぐ梅雨入り。終われば夏がやってきます。次の秋にまた出展者のみなさんと来場者の方と一緒にこのイベントを作っていけることを楽しみにしています。

ベジ&フォークVol.14、ありがとうございました。

 

Vege&Fork Market:戸田耕一郎

 

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